中学受験直前期の過ごし方完全ガイド|1か月前〜当日まで | 中学受験を成功させる

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中学受験直前期の過ごし方完全ガイド

1か月前〜当日までの完全マニュアル

直前期の勉強スケジュール、科目別対策、過去問の使い方、体調管理、親のサポート術まで、合否を分ける直前期の過ごし方を徹底解説します。

中学受験直前期の過ごし方は、合否を大きく左右する一方で、いちばん情報が錯綜しやすいテーマです。

「模試の判定が下がってきた」「過去問が合格最低点に届かない」「子どもに危機感がなくて、ついイライラしてしまう」──そんな気持ちで、日々スマホで情報を検索していないでしょうか。

中学受験の世界では、「最後の1か月で一気に伸びる子」がいる一方で、「疲れやプレッシャーでスランプに入ってしまう子」もいます。どちら側になるかは、直前期の過ごし方次第と言っても過言ではありません。

中学受験直前期の過ごし方完全ガイド

この記事では、直前期はいつからいつまでか、本番1か月前〜当日までのスケジュールの立て方、科目別の勉強の優先順位まで徹底解説します。

読み終えていただくと、「残り時間で何を優先し、何をやめていいのか」が整理され、直前期の不安がかなり軽くなります。

このガイドで分かること

  • 直前期はいつからいつまでか、本番1か月前〜当日までのスケジュール
  • 科目別の勉強の優先順位、過去問の使い方
  • 「勉強しない」「スランプ」の対処法
  • 「学校を休むかどうか」の判断
  • 体調管理や親のメンタルケア

このガイドを読むと

  • 残り時間で何を優先すべきかが明確になる
  • お子さんへの適切な声かけが分かる
  • 直前期の不安が軽くなる

必要ならオンライン家庭教師などでどこを補えばよいかも、具体的にイメージできるようになります。

📌 対象読者

中学受験を控えた小学6年生のお子さんをお持ちの保護者の方、とくに「これから受験直前期に入る」「すでに本番1か月前を切って不安が強い」という方を想定しています。

中学受験直前期の過ごし方完全ガイド

📅 中学受験の「直前期」とはいつからいつまで?

中学受験の直前期とは、一般的に「入試本番の約1〜2か月前から、前日まで」の期間を指します。首都圏入試であれば、2月1日が初日になることが多いため、12月後半〜1月がまさに直前期のピークです。

この時期は、それまでの数年間の学習の総決算であり、成績が一気に伸びる子もいれば、プレッシャーや疲れからスランプに陥る子も出てくる、とてもデリケートなタイミングです。

⏰ 直前期のイメージをつかむポイント

  • 直前期のスタート目安:志望校の過去問に本格的に取り組み始める頃(多くは小6秋〜冬)
  • ピーク期間:本番1か月前〜2週間前(1月、あるいは入試日から数えて残り30日程度)
  • 最終段階:本番1週間前〜前日(新しいことは極力増やさず、見直しと体調管理が中心)
  • "直前期=奇跡の追い込み"ではない:長い積み重ねを「形に整える」期間という意識が大切

例えば、2月1日に第一志望校の試験がある場合、1月1日〜31日が典型的な直前期です。12月中は、基礎・応用の総復習と、志望校の過去問に慣れていく準備期間と考えるとイメージしやすいでしょう。

🎯 中学受験直前期の大原則と目標設定|伸びる子の共通点

中学受験直前期は、「新しいことをどんどん詰め込む時期」ではありません。これまでの学習を整理し、「合格最低点を安定して超えられる状態に近づける」ための最終調整期間です。

ここで大事なのは、「どこまでを目標にするか」と「やらないことを決める」という視点です。

直前期の4つの大原則

🎯

合格最低点から逆算

満点ではなく、「この学校なら○割取れれば合格圏内」という基準を意識します。

📚

新しい教材を増やさない

直前に問題集を増やすと、復習が浅くなり、かえって不安が増えがちです。

🔄

復習8割・新しい問題2割

これまで使ってきたテキストや過去問の「間違い」に時間をかけます。

😴

睡眠と体調を削らない

直前期に睡眠時間を削ると、集中力も免疫力も落ち、逆効果になりやすいです。

✨ 伸びる子の共通点

伸びる子は「やることが絞れている」状態です。目的(合格点)と手段(どの単元・教材をやるか)が整理され、迷いが少ない状態で直前期に臨んでいます。

例えば、偏差値55前後で第一志望が偏差値60台の学校というケース。直前期に「もっと難しい問題を解かないと」と新しい問題集を3冊買い込んでしまうと、消化不良になりがちです。それよりも、今まで使ってきた塾のテキストと過去問の「間違えた問題だけを徹底的にやり直した」方が、合格ラインに近づきやすいことが多いです。

📊 本番1か月前〜当日までの勉強スケジュールと時間配分

中学受験直前期は、「1か月の大まかな計画」と「1週間・1日の具体的なスケジュール」を組み合わせると、親子ともに見通しが立ちやすくなります。なんとなく机に向かうのではなく、「いつ・何を・どれくらい」やるかを、ざっくりでも決めておくことが大切です。

時期別の勉強の重点

1

1か月前〜2週間前

志望校の過去問演習と、塾テキストの総復習をバランスよく。週単位で「過去問◯年分+総復習の単元」を計画しておきます。

2

2週間前〜1週間前

志望校の過去問を中心に、「間違い直し」と「弱点単元の補強」を重点的に。模試やプレテストの復習も、このタイミングで整理します。

3

本番1週間前〜前日

新しい単元や難問への挑戦は最小限に。これまでに解いた問題の「見直し」「知識の抜けのチェック」に比重を置きます。

⏱️ 1日の勉強時間の目安

  • 平日:学校+塾を含めて5〜6時間前後
  • 休日:7〜8時間前後(適度な休憩を必ず挟む)

1月入試(前受け校)の活用も計画に組み込む

埼玉・千葉などの1月入試(いわゆる前受け校)を受けるかどうかも、直前期のスケジュールに大きく関わります。前受け校受験には、次のようなメリットがあります。

本番体験

本番と同じ雰囲気・緊張感を事前に体験できる

🏆

精神的お守り

「合格」を一つ持っておくことで、2月入試への自信になる

🎯

イメージトレーニング

当日の流れ(移動・休み時間の過ごし方など)を具体的にイメージできる

⚠️ 注意点

前受け校対策に時間を割きすぎると、本命校の過去問演習時間が削られてしまうデメリットもあります。「1校だけ受けて"本番慣れ"をする」「前受け校は過去問2〜3年分までに抑える」など、本命校対策を優先しつつ、前受け校を"練習の場"として位置づけるのがおすすめです。

📚 科目別|直前期の勉強法のポイント

同じ中学受験直前期でも、科目によって「伸ばしやすい部分」「今から手を出すべきでない部分」は異なります。ここでは、4科目の直前期に共通する大まかな方針を整理します。

📖

国語

知識問題の取りこぼしを減らすのが最優先

  • 漢字・語句・慣用句・文法など、知識問題の徹底復習
  • 長文読解は「設問パターンに慣れる」「ケアレスミスを減らす」意識で
  • 1日に何題も解くより「1題を丁寧に復習する」方が力になる
🔢

算数

頻出単元を優先して復習

  • 割合・速さ・平面図形・立体図形など、出題頻度の高い単元を優先
  • 解法パターンを整理し、「見た瞬間に方針が立つ問題」を増やす
  • 難問よりも「標準問題の取りこぼしを減らす」意識で
🔬

理科

用語暗記+頻出パターンの確認

  • 用語暗記だけでなく、よく出る実験・グラフ・作図パターンの確認を
  • 苦手分野は「頻出部分に絞って」整理し直すと効率的
  • 塾テキストや「コアプラス」系のまとめ教材を総復習
🌏

社会

重要キーワード+資料問題パターン確認

  • 地理・歴史・公民の重要キーワードと、地図・年表・資料問題のパターン確認
  • 一問一答だけでなく、「地図+グラフ」「写真+説明文」など複合問題にも慣れる
  • 時事問題も最新トピックを簡単にチェック

💡 ポイント

例えば、算数が苦手なお子さんであれば、直前期に難関校向けの超難問に挑戦するより、「計算・割合・速さ・基本的な図形問題で確実に点を取れるようにする」方が、合格点に近づきやすいケースがほとんどです。

📝 過去問対策のコツ|直前期の過去問の使い方

中学受験直前期における過去問演習は、「本番の出題傾向に慣れる」「時間配分を体で覚える」という2つの大きな目的があります。ただし、「ひたすら解きまくる」だけでは効果は薄く、「解いた後の復習」にこそ価値があります。

過去問演習の5つのステップ

1

本番と同じ時間で解く

時間を計り、途中でやめず、最後まで解く。時間感覚を身につけることが重要。

2

自己採点をする

解答を見て自己採点。合格最低点と比較し、「あと何点必要か」を確認。

3

間違えた問題を分析

なぜ間違えたのか(知識不足/ミス/時間不足)を分析。ミスなら防止策を考える。

4

解き直しをする

間違えた問題は必ず解き直し。翌日以降にもう一度解いて、定着を確認。

5

出題傾向を把握する

複数年分を解くと、「よく出る単元」「出題形式」が見えてくる。そこを重点的に対策。

⚠️ よくある失敗

  • 過去問を解くだけで満足し、復習をしない
  • 合格最低点に届かないと落ち込んで、モチベーションが下がる
  • 何年分も解きすぎて、1問1問の復習が浅くなる

過去問は何年分解くべき?

目安としては、第一志望校は5〜10年分、第二志望以下は3〜5年分程度です。ただし、年数よりも「1年分を丁寧に復習できているか」が大切です。

😰 「勉強しない」「スランプ」の対処法

直前期になると、「急に勉強しなくなった」「成績が下がってスランプに入った」という悩みが増えます。これは珍しいことではなく、プレッシャーや疲れが原因です。

「勉強しない」原因と対処法

原因① プレッシャー

「落ちたらどうしよう」という不安が大きすぎて、勉強から逃げている

対処法:「落ちても大丈夫」と伝え、プレッシャーを減らす

原因② 疲れ

長期間の受験勉強で、心身ともに疲れ切っている

対処法:1〜2日完全に休ませて、リフレッシュさせる

原因③ 成績不振

「やっても伸びない」と感じて、やる気を失っている

対処法:小さな成功体験を積ませる(簡単な問題から始める)

原因④ 親との関係

親に怒られるのが怖くて、勉強から逃げている

対処法:親が感情的に叱るのをやめ、寄り添う姿勢を見せる

スランプから抜け出す5つの方法

1

完全に休む日を作る

1日完全にオフにして、好きなことをさせる。心身のリセットが重要。

2

勉強量を一時的に減らす

「1日1時間だけ」など、ハードルを下げて、勉強への抵抗感を減らす。

3

得意科目から始める

苦手科目ばかりやると疲れるので、得意科目で自信を取り戻す。

4

親が感情的にならない

「なんでやらないの!」と怒ると逆効果。冷静に寄り添う姿勢が大切。

5

塾の先生に相談する

親以外の第三者(塾の先生やオンライン家庭教師)から声をかけてもらうと効果的。

スランプは一時的なもの

スランプは誰にでも起こります。焦らず、子どもを信じて、寄り添う姿勢を保つことが大切です。

🏫 「学校を休む」判断|どこまで休ませるべき?

「直前期に小学校を休ませるべきか?」は、多くの保護者が悩むポイントです。正解はなく、家庭の方針や子どもの状態によって判断が分かれます。

学校を休むメリット・デメリット

✓ メリット

  • 勉強時間が大幅に増える
  • 体力を温存できる
  • 風邪などの感染リスクを減らせる

✗ デメリット

  • 友達との関係が気まずくなる可能性
  • 「休んだのに落ちたら」というプレッシャー
  • 生活リズムが崩れる可能性

判断の基準

状況 判断
模試の判定がギリギリ 1週間前から休むのもあり
余裕で合格圏内 無理に休む必要はない
子どもが「学校に行きたい」 子どもの意思を尊重する
風邪・インフルが流行中 感染予防のため休むのもあり

一般的なパターン

  • 本番1週間前から休む家庭が多い
  • 前日だけ休む家庭もある
  • 最後まで通う家庭もある

大切なのは、子どもと話し合って決めることです。

💪 体調管理と生活リズム|直前期の最重要課題

どれだけ勉強しても、本番当日に体調を崩したら意味がありません。直前期の体調管理は、合否を左右する最重要課題です。

体調管理の5つのポイント

😴

① 睡眠時間を削らない

最低7〜8時間は確保。夜更かしは集中力と免疫力を下げる。

🍎

② 栄養バランスを整える

野菜・果物・タンパク質をバランスよく。免疫力を高める食事を心がける。

🧼

③ 手洗い・うがいの徹底

外出後は必ず手洗い・うがい。マスク着用も有効。

🌡️

④ 人混みを避ける

直前期は不要不急の外出を控え、感染リスクを減らす。

💊

⑤ 予防接種を検討

インフルエンザの予防接種は早めに済ませる。

生活リズムの整え方

試験当日は朝早くから始まることが多いため、試験開始時間の2時間前には起きる生活リズムを作っておきましょう。

起床時間

試験2時間前に起床

試験が9時開始なら、7時起床。脳が完全に目覚めるまで2時間必要。

就寝時間

22時〜23時就寝

7時起床なら、22時〜23時には寝る。8時間睡眠を確保。

⚠️ 前日の注意点

  • 前日は早めに寝る(遅くとも22時)
  • 新しい問題は解かない(不安が増すだけ)
  • 持ち物チェックは前日の昼までに終える

👪 親のメンタルケアとサポート術|親が崩れると子も崩れる

直前期は、子どもだけでなく親も精神的に追い込まれやすい時期です。「親が不安だと、子どもにも伝染する」ため、親自身のメンタルケアが重要です。

親がやってはいけない5つのこと

❌ 感情的に叱る

「なんでできないの!」と怒ると、子どもは萎縮して余計にできなくなる

❌ 他の子と比較する

「○○くんはできるのに」は絶対NG。子どもの自信を奪う

❌ 過度なプレッシャー

「絶対合格しなさい」はプレッシャーが大きすぎる

❌ 親の不安を子どもに見せる

「大丈夫かしら…」と心配そうな顔をすると、子どもも不安になる

親が心がけるべき5つのこと

1

「大丈夫」と伝える

どんな結果でも、「あなたは頑張った。大丈夫だよ」と伝える安心感が大切。

2

結果より過程を褒める

「今日もよく頑張ったね」と、努力を認める声かけをする。

3

親自身がリフレッシュする

親が疲れ切っていると、子どもにも悪影響。親も適度に休む。

4

夫婦で協力する

母親だけが抱え込まず、父親も積極的に関わる。役割分担が重要。

5

第三者に相談する

塾の先生やオンライン家庭教師など、プロに相談して客観的なアドバイスをもらう。

親が安定していると、子どもも安定する

親が冷静で前向きな姿勢を保つことが、子どもの最大のサポートになります。

👨‍🏫 直前期のオンライン家庭教師活用術

直前期に「あと少し補強したい」「過去問の解説が欲しい」という場合、オンライン家庭教師は非常に有効です。

直前期のオンライン家庭教師活用例

📝

過去問の解説

解けなかった問題をマンツーマンで解説してもらう

🎯

弱点単元の補強

「速さ」「図形」など、苦手単元を集中的に教えてもらう

💪

メンタルサポート

親以外の第三者から励ましてもらうことで、子どものやる気が戻る

直前期のオンライン家庭教師選びのポイント

  • すぐに始められるか:直前期なので、申し込んですぐに授業を受けられるサービスが理想
  • 志望校に精通しているか:志望校の過去問を教えた経験がある講師が望ましい
  • 短期集中プランがあるか:1〜2週間の短期集中プランがあると便利

オンライン家庭教師の詳細は、次の記事が参考になります。

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. 直前期に新しい問題集を買うべきですか?

A. 基本的には不要です。今まで使ってきた塾のテキストや過去問の復習に集中する方が効果的です。

Q2. 過去問が合格最低点に届きません。どうしたらいいですか?

A. まずは「どの科目で何点足りないか」を分析しましょう。

苦手科目を重点的に復習し、「取れる問題を確実に取る」練習をすることで、少しずつ点数が上がります。

Q3. 子どもが「勉強したくない」と言います。どう対応すべきですか?

A. まずは話を聞いてあげましょう。プレッシャーや疲れが原因かもしれません。

1日完全に休ませたり、勉強量を一時的に減らすことで、やる気が戻ることもあります。

Q4. 直前期に学校を休ませるべきですか?

A. 家庭の方針次第です。本番1週間前から休む家庭が多いですが、最後まで通う家庭もあります。子どもと話し合って決めましょう。

Q5. 前日は何をすればいいですか?

A. 新しい問題は解かず、今までの復習を軽く行う程度に。

持ち物チェック、早めの就寝、リラックスして過ごすことが大切です。

まとめ|直前期は「整理」と「安心」が鍵

この記事では、中学受験直前期の過ごし方について、スケジュール・科目別勉強法・過去問対策・体調管理・親のサポートまで、幅広く解説しました。

📅 直前期は整理の時期

新しいことを詰め込むのではなく、今までの復習と弱点補強に集中

💪 体調管理が最優先

睡眠・栄養・生活リズムを整え、本番当日に最高のコンディションで臨む

👪 親の安定が子どもの安定

親が冷静で前向きな姿勢を保つことが、子どもの最大のサポート

🎯 やることを絞る

「合格最低点を超える」ために必要なことだけに集中する

直前期は不安が大きくなりがちですが、「ここまでやってきた」という自信を持って、最後まで走り抜けてください。

お子さんを信じて、寄り添って、最後まで応援してあげてください。きっと良い結果が待っています。

直前期の過去問対策・弱点補強にお困りの方へ

「過去問が解けない」「弱点単元を集中的に教えてほしい」という方は、オンライン家庭教師の活用もご検討ください。

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